イスラエル、ヨーロッパ系トマト

絹島グラベルについて

はじめまして。絹島グラベルです。

絹島グラベルは、関東平野の北端に位置し、鬼怒川の豊富で清らかな水に恵まれた地域でトマトを栽培しています。トマトの栽培を始めて、13年目になります。毎年試行錯誤を重ねながら、栽培技術を磨いてきました。

「絹島グラベル」という名前

絹島グラベルがある地域は、明治時代には「絹島村」という名前でした。『絹島村→上河内村→上河内町→宇都宮市』と変化していく中で、「絹島」という地名を残したいという想いがあり、名前につけました。

また、鬼怒川の河原にあるハウスの土は、極端な砂目土壌です。数十センチ掘れば川の流れによってやってきた大きな石や砂利がゴロゴロ。砂利は英語で「グラベル」というので、土地の特徴を表す言葉を屋号に入れました。

栽培について

絹島グラベルは、温泉で有名な鬼怒川温泉郷の少し下流の河原沿いにあります。鬼怒川は大きな川ですが、橋の上から見てもほとんどが石コロで流れていて水量はそれほど多くありません。その反面、鬼怒川には豊富な伏流水があります。河原の地下に豊かな水脈があるんですね。その豊富な伏流水は真冬でも15℃あるので、「ウォーターカーテン」という特別なしくみを使って冬の寒さを凌いでいます。「ウォーターカーテン」とは、ハウスの内張りビニールに、汲み上げた地下水を散水することで冬場のハウスを保温するという方法です。化石燃料の使用量を極限まで減らし、排出CO2の削減につとめています。

また、それぞれの品種が持っている特性を伸ばし、トマトが育ちたいように成長することを手伝うという気持ちで栽培しています。鬼怒川の河原だからこその砂目土壌を生かして、養液土耕栽培でゼロアグリというAIによる潅水施肥ロボットを導入しています

安心して働ける職場環境

絹島グラベルでは、女性が安心して働ける職場環境を大切にしています。現在、農園の従業員は全員女性です。子育て中のお母さんが働きやすいように子供のスケジュールに合わせたフレックス勤務の職場です。

トマトを子どものように愛情いっぱいに育ててくれています。女性の細やかな視点、観点をを生かし、トマトの変化を敏感にキャッチし、トマトが健やかに成長できるように栽培しています。

定植後、オニコチノイドフリー(特定の農薬分類を使用しない減農薬栽培)

当園のトマトは主に越冬長期栽培です。苗を植えてから栽培終了までほぼ1年あるため、定期的に農薬を散布しています。当園ではトマトの農薬として国内認可されているもののうち、「ネオニコチノイド系」「有機リン系」「TPN」を除く農薬のみを使用しています。果実表面での付着が少なく、受粉のために飼っているクロマルハナバチも元気に生息できるハウス内環境を維持しています。

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